コラム詳細

2023/03/05(日)

コラム

テレワークに使えるSaaSのメリットとデメリット

テレワークの利用が増える中、クラウド型ソリューションであるSaaSの利用も増えてきています。今回は、SaaSとは何か、テレワークの効率化にどのように役立つのかを見ていきます。さらに、SaaSのメリット・デメリットや、テレワークを成功させるためのお役立ち情報についてもご紹介していきます。それでは早速、SaaSを活用した効率的なテレワークの可能性を探っていきましょう。

SaaSとは

「Software as a Service」の略称で、インターネットを介して提供されるソフトウェアのことです。
ソフトウェアは、クライアントのアカウントごとに提供されます。インターネット環境があれば、PCやタブレット、スマホ、どのデバイスでもサービスを利用できます。また、自宅・オフィス・外出先など、どこからでもアクセス可能なので、テレワークやコワーキングスペースなどでも使用可能です。

SaaSのソフトウェアはグループで同じファイルの管理ができるのが、パッケージ版ソフトウェアにはない便利な特徴です。

 テレワーク・リモートワークにおすすめの
SaaSツール

テレワークやリモートワークにおすすめのSaaSツールもご紹介します。

 Web会議・オンライン商談・セミナー

テレワークで打ち合わせ、ウェビナーなどのイベントに必要なツール

Zoom(ズーム)

チーム チャット、電話、ホワイトボード、会議などを組み合わせた 1 つのアプリで、どこからでも作業できます。また、Web会議、Webセミナーに特化した幅広い活用が出来ます。シェアも55%ほどあり、人気のツールです。またオンライン会議だけでなくセミナーをオンラインで行うウェビナーにも活用することが出来ます。

URL: Zoom

 Google Meet


Google Meetはブラウザですべての機能を使うことが可能。初めて利用する人も普段利用しているブラウザでそのまま会議に参加できるので、参加を呼びかけやすく、手軽に使えるWeb会議ツールだと言えます。また予約も簡単で同一のURLを連続使用できるので、同じグループ内のミーティングURLの共有が楽になります。

URL: Google Meet

 ビジネスチャットツール

Gmailなどのメールサービスとは異なり、LINEのような会話形式のコミュニケーションを実現し、PCやスマートフォンなどあらゆるデバイスからアクセス可能です。また、過去のメッセージを簡単に振り返ることができます。プロジェクトごとに多数のチャットルームが作られていることが多いので、後からチャットに参加しても状況を把握することができ、情報共有のやり直しが不要。メンバーが人事異動や離職の際、グループを退出しても、チャット履歴は残りるので情報を確認することが可能です。

 Slack (スラック)

Slackは、誰が投稿したか、どのチャンネルに投稿されたか、投稿された日付、キーワードなど、メールにはない明確な検索条件を備えている点が優れています。

URL: Slack

 Chatwork(チャットワーク)

Chatworkはタスク管理、ドキュメントの添付・送信、ビデオ会議など、さまざまな機能を備えています。特にグループチャットが使いやすくチームで作業する方におすすめです。

URL: Chatwork

 Microsoft Teams

Teamsの特長は、チャット・通話機能の他、ビデオ会議機能、ファイル共有機能、に加え、Office アプリや Microsoft 365 の各サービスと連携が取れるところが便利。グループでの共同作業も可能です。

URL: Microsoft Teams

kintone(キントーン)

開発の知識がなくても自社の業務に合わせたシステムをかんたんに作成できる、サイボウズのクラウドサービス。案件管理や進捗管理、日報管理などの業務アプリを直感的に作成、チーム内で共有できます。グループで作業する際にとても便利なツールです。

URL: kintone

 プロジェクト・タスク管理

プロジェクト管理ツールを導入すれば、案件やタスクの進捗状況がひと目で確認できるようになり、各メンバーの作業・管理が容易になります。目的別に管理の仕方もアレンジ可能でメンバーの進捗状況も把握出来るので、スムーズにプロジェクトを進行する事が可能です。

 Backlog(バックログ)

Backlogは、システム開発やマーケティングでよく利用されるサービスです。プロジェクトの規模に関係なく使用可能で、ガントチャートでプロジェクトを管理する事ができます。Git機能を備えたファイル共有でバージョン管理が出来るなどGitを活用される方におすすめです。

URL: Backlog

 Trello(トレロ)

Trelloは、カードを動かしながらタスクを視覚的に管理できるカンバン方式のツールです。付箋紙を貼るような感覚で、ドラック&ドロップで直感的にタスクの進捗を管理する事ができます。

URL: Trello

 Jooto(ジョートー)

Jootoも前出のTrelloと同じくカードを動かしながらタスクを視覚的に管理できるカンバン方式のツールです。プロジェクト単位で管理出来るのでシンプルでわかりやすいのが特徴です。

URL: Jooto

 Asana(アサナ)

Asanaは、タスクやプロジェクトを一元管理するための企業向け仕事管理ソフトウェアで、計画、プロセス、ステータスを関係者全員がクラウド上で管理することが出来ます。カスタムフィールドを使えばいつでも最重要のタスクを洗い出せるので便利です。

URL: Asana

 勤怠管理

勤怠管理システムは、クラウド管理が可能なため、テレワークでもシステムにアクセスすることで正確な出退勤時の打刻が可能です。

 ジョブカン

ジョブカンは、企業や組織の創業期から成熟期まであらゆるステージ・規模に対応するバックオフィス支援クラウドサービスです。ジョブカンの複数サービスの組み合わせにより様々な効果を増大させることのできるサービスです。勤怠管理だけではなくグループウェアとして活用できます。

法改正に自動で対応する勤怠管理システムで、多様な打刻方法、シフト管理の方法が用意されています。また、給与計算、労務手続き、経費精算やワークフローにおける各種項目や申請フローも柔軟に設定できます。

URL: ジョブカン

 オンラインストレージ

オンラインストレージとは、インターネット上にデータを保存できるディスクスペースのことです。データの保管や共有が簡単なため個人、法人問わず広く使われています。

 Google Drive

Googleドライブは、GoogleWorkspaceに含まれるサービスのひとつです。あらゆるデバイスですべてのファイルのバックアップとアクセスが可能です。また共有も簡単に行う事が出来ます。

URL: Google Drive

 Dropbox Business

ドロップボックスビジネスは企業向けクラウドストレージサービスです。1か所へのデータ集約、複数人でのファイル共同編集などにより生産性を向上できます。

URL: Dropbox Business

 電子契約

電子契約とは、合意成立の手段として、インターネットや専用回線などの通信回線による情報交換を用い、かつ合意成立の証拠として、電子署名やタイムスタンプを付与した電子ファイルを利用するものです。
電子契約:ウィキペディア

 CloudSign(クラウドサイン)

CloudSign(クラウドサイン)は企業や自治体などの電子契約市場No.1の電子契約サービスです。契約書の保管・管理にも利用できます。
契約書を紙から電子に切り替えることで、コスト削減や管理工数削減をすることが出来ます。

URL: CloudSign

 GMO電子印鑑Agree

GMO電子印鑑Agreeは、契約締結や書面管理の業務効率化や、コンプライアンス強化を実現できるほか、複数の署名タイプであらゆるシーンに対応できます。使い方としては、署名依頼者は最初にアカウント登録を行い、契約書をアップロードして署名依頼を送信。 署名依頼を受けた署名者が、契約内容を確認後署名を行い、契約が締結されます。

URL: GMO電子印鑑Agree

 DocuSign(ドキュサイン)

DocuSignは、手書き署名画像登録による電子署名サービスです。様々な電子文書のやりとりが安全かつ効率的に可能。電子署名ができるだけでなく、進捗確認も行えます。 何か進捗がある度に自動的にリマインダー通知が届くように設定できるため、見落としを防止できます。

URL: DocuSign

 CRM・SFA(顧客管理・営業支援システム)

・CRM(Customer Relationship Management)とは
顧客関係管理のことで、「企業と顧客との関係性を管理する」もので、広い意味では「顧客と良好な関係性を築き、継続していくための施策」を指しますが、それを実現できるツールやシステムのことを指しているケースもあります。今回はツール、システムとしてご紹介します。
・SFA(営業支援システム・ツール)は、営業活動や顧客情報の管理を支援するツールです。近年多くの企業で採用されており、営業活動の効率化や利益を拡大するためのツールとして活用されています。

 Salesforce(セールフォース)

Salesforceは、世界中の多くの企業で導入されているSFAツールです。Salesforceのポイントは非常に多機能で、多くの基幹システムやMAツールとの連携が可能です。

URL: Salesforce

 Senses(センシーズ)

Senses は、法人営業に効果的な営業支援システムです。ユーザーフレンドリーな操作インターフェースと、現場セールスマンの営業活動を効率化させる機能などが特徴的です。

URL: Senses

HubSpot(ハブスポット)

HubSpot(ハブスポット)は、見込み客を惹きつけ、リードに転換し、顧客化を促すためのインバウンドマーケティング及びセールスのソフトウェアです。複数サービスの組み合わせにより様々な効果を増大させることのできるサービスです。

URL: HubSpot

Marketo(マルケト)

Marketoは9つの機能をそろえたMAツールで、スコアリングや分析、広告といったマーケティング担当にとってうれしい機能があります。これらの機能を活用することで、マーケティングチームの生産性や効率性を高めることができます。

URL: Marketo

SaaSを導入するメリット

SaaS(Software as a Service)の導入は、多様な規模の企業で多くのメリットがあります。従来の自社の業務に合わせた専用システムと比較すると、一般的に安価で、変化に対応しやすく、迅速に導入できることが特徴です。あらゆるウェブ対応デバイスから、いつでも、どこからでもアプリケーションやデータにアクセスできるため、ユーザーはより高いアクセシビリティと柔軟性と快適性を手に入れることができます。さらに、メンテナンスコストを削減することが可能。セキュリティ面では、定期的なパッチとアップデートによって強化されるので安心です。

今回はテレワークに便利なツールを紹介しました。ぜひこれらのSaaSツールを便利に使いこなして、効率的なビジネスに取り組んでください。

テレワークが出来る環境であれば、次に働くスペースを充実させたいところです。
コワーキングスペースは、遠隔地での仕事に必要な設備やサービスを提供しているので、テレワークに最適です。
コワーキングスペースの利点は、活気があり、かつリラックスした雰囲気の中で仕事ができること、そして同じ考えを持つ人々と出会い、ネットワークやコラボレーションの機会に繋がることなどが挙げられます。
また、公共交通機関へのアクセスが良い場合が多いことや、会議室やオフィス機器の充実などビジネス環境が整っているので、仕事の生産性を高めてくれるでしょう。ぜひ試してみてください。

大阪、京都でビジネスをされている方には、ビジネスマッチングやインキュベーション対応が出来るオギャーズがおすすめ。さらにビジネスを加速出来る環境が整っています。

オギャーズはどこにあるの?

オギャーズは大阪/梅田と京都/御池の2拠点で展開しています。

オギャーズ梅田

大阪/梅田の巨大ターミナルが集結するエリアの地下街「泉の広場」ゾーンM10出口より徒歩3分。周辺には「泉の広場」へ続く地下街や、東通り商店街をはじめとした飲食スポットがあります。オギャーズ梅田での打合せや商談後、そのまま近くで食事が出来るので、コミュニケーションがあっという間に深まる…かも知れません。人気店もたくさんあるので昼休憩が楽しみになりますよ。オンもオフも充実するエリアです!

〈オギャーズ梅田〉
大阪メトロ谷町線東梅田駅より徒歩7分
御堂筋線 梅田駅・堺筋線 扇町駅 徒歩9分
阪急電鉄 大阪梅田駅 徒歩9分
JR大阪駅 南口 徒歩11分

オギャーズ御池

京都の代表的なビジネス街に位置する、地下鉄烏丸線「地下鉄烏丸御池駅」から徒歩4分の好立地。
閑静なビジネス街として知られるこの地域には、京都らしさが散りばめられたおしゃれな雰囲気、且つリーズナブルな飲食店が数多く並びます。和菓子から洋菓子までスイーツのお店もあるので、甘いものが好きな方にもおすすめ。また、「祇園まつり」のハイライトのひとつ、「山鉾巡行」が行われるエリアであり、近所に鉾が並んだり、夜にはお囃子が聞こえてきたり…京都の風情も感じることができます。

〈オギャーズ御池〉
地下鉄烏丸線「烏丸御池駅」から徒歩約4分
阪急京都線「烏丸駅」から徒歩約10分