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2022/12/28(水)

コラム

シェアオフィス・レンタルオフィスの違いとメリット・デメリット

シェアオフィスとは?

シェアオフィスは、多様な業種、複数の企業や個人で1つのオフィス空間を共有し利用するオフィスの形態です。
シェアオフィスには、フリーアドレスで自由に場所を選べるコワーキングスペース、専有スペースとして個室を確保できるレンタルオフィスがあげられます。

シェアオフィスを利用することで、オフィスのコストを削減、ネットワーク形成やコラボレーションを促進、より柔軟な労働環境の提供などができるため、企業にとって有益です。

レンタルオフィスとは?

レンタルオフィスとは、業務に必要なイス・机・場所・ネットワーク機器等を備えた個室を借りる貸オフィスです。従来の賃貸オフィスを借りた場合より、初期費用や月額の費用を抑えられるのが特徴です。

シェアオフィスを共有部分・専有部分でエリア分けをして、専有部分である個室内ではプライバシーを確保した上で、安心して業務を遂行することができます。天井まで壁で区切られている「完全個室」、より価格を抑えられる「半個室」があり、守秘義務が特に重要な業種の方には完全個室がおすすめです。

オギャーズは、大阪/梅田(オギャーズ梅田)と京都/御池(オギャーズ御池)の2拠点で運営しています。

オギャーズ梅田・オギャーズ御池ともに、コワーキングスペース、レンタルオフィスを設置しています。さらに会議室・カフェスペース・オンラインブースなどの設備のご利用が可能。ビジネスを加速させるための設備が揃っています!

シェアオフィスの設備・サービス

数あるシェアオフィスから最適なものを選ぶには、職場環境を効率的かつ生産的にするための設備が整っているかどうかを評価することが重要です。

オンライン会議に必要なモニターやマイク、照明を備えた会議室があるか、特定の作業に集中できる個室の集中ブースがあるか、などを検討しましょう。

また、ノートパソコンや携帯電話を使って仕事をする場合は、コンセントとWi-Fi接続が可能かどうかを確認します。また、業務で書類の印刷やスキャンが必要な場合は、複合機が設置されているかどうかも確認しましょう。

最近のシェアオフィスは、さらに便利・快適にビジネスを進められるよう、ドリンクや文房具、書籍などの設置が充実していたり、起業家、中小企業向けのビジネスサポートを実施している施設、さらには研究、実験、試作が出来る作業場を持っている施設など、特色を出した施設が多くあります。

シェアオフィスを利用するメリット・デメリット

シェアオフィスの利用にはメリット・デメリットの両方があります。
メリットの代表例として、オフィスのコストが抑えられる、ビジネスの中心部に立地することが多く利便性が高いことがあげられます。そのほかも詳しくみていきましょう。

メリット

住所利用、法人登記ができる


シェアオフィスは、ビジネスを立ち上げるために最適な場所に立地していることが多く、法人登記や名刺への住所記載などにその住所を利用できるサービスを提供している施設があります。法人化した時に自宅を登記先住所にしたくない方にこのサービスはおすすめです。ただし、施設の運営方針により、住所利用がNGの場合があるので確認が必要です。また、シャアオフィスの住所利用をした際は、退会時に住所変更が必要になるので注意が必要です。

初期費用を抑えられる

サテライトオフィスとして活用する際や新規事業、創業時に使用するオフィスとしてレンタルオフィスの活用が特におすすめ。一般の賃貸オフィスを利用する場合、敷金、礼金、仲介手数料のほか机などの備品のコストがかかりますが、レンタルオフィスはこれらの初期費用や電気代や水道代、通信料などのランニングコストを抑えることが出来ます。

情報交換や人脈の拡大が期待できる

シェアオフィスで開催されるイベントに参加することで、自分の努力に役立つ機会やアドバイス、知識を提供してくれる人とコンタクトを取ることができるなど、情報交換の機会や人脈の拡大が期待できます。

情報交換をすることで、業界の動向を把握し、競合他社に対する優位性を確保するとともに、自組織の課題に対する解決策を見出したり、ネットワークを構築することによって、これまでのビジネスの繋がりに加え貴重な仲間となってくれる人物との新たな出会いや新しい市場の開拓に繋がることもあります。

 

仕事に集中できる環境がある

共有スペースの管理は”お任せ”でOK。ビジネスに必要な備品・設備・受付対応などの便利なサービスがあり、”かゆいところに手が届く”のも魅力の一つです。

来客・会議にも対応!

多くのシェアオフィスで会議室やカフェスペースなどの共有スペースが設置されており、来客やミーティングに対応できます。

デメリット

建物のセキュリティ上、夜や休日に入室出来ないケースや、年末年始、お盆など休業する施設もあります。これらのスケジュールは必ずチェックするようにしましょう。また、共有スペースなので、仕事中の物音、会話のボリューム、荷物の置きっぱなしに注意するなど周囲の利用者に配慮が必要です。

シェアオフィスの利用に向いている人、向いていない人は?

向いている人

・起業前後の方
・士業の方
・個人事業の方
・外出やテレワークがあり大きな事務所を必要としない法人格の方
・サテライトオフィスとして活用したい法人格の方

向いていない人

テレマーケティングや金融、法律など、機密保持や慎重さが求められる分野の方。シェアオフィスでの勤務も可能ですが、業務上の機密保持に細心の注意が必要です。鍵付きキャビネットやロッカーがある個室を選択するとよいでしょう。

 

まとめ

手頃な価格で柔軟な働き方の選択肢を求めるビジネスにはシェアオフィスの活用をおすすめします。オフィスの設備やサービスを利用できるだけでなく、コミュニティの形成や仲間づくりの場としても期待できます。

大阪/梅田・京都/御池のレンタルオフィス、コワーキングスペースオギャーズは、中小企業や起業家に最適で高品質なワークスペースをご用意しています。

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体験や見学も出来ますのでお気軽にお問い合わせください。